続 虚無爺の日記

21年間愛し続けた彼女に突然ふられたダメ親父が前を向き歩み始めた。

何気に言った言葉。

勝手な恋 最後の恋 不倫な恋 17


その電話で何気なく

彼女に「今のパートナーと別れたら電話してこいよ。」
と言った。

これからお見合いするんだと信じてたけど
何気に言った。

彼女は無言だった。

僕はとっさに
「結婚して別れたら連絡してこいよ。僕は君が最後の人と決めるから。」と逃げた。

何気なく言った言葉だ。
彼女の無言だった事も気にならなかった。
でも心のどこかで
なにかが沸き起こったと思う。